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CTEPHについて


慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)とは?

心臓から肺につながる血管(肺動脈)に、足の静脈など他の場所でできた
血栓(血の固まり)や、癌、脂肪、空気などが血液とともに流れてきて詰まり、
この血管が細くなったり閉塞したりする病気を肺血栓塞栓症といいます。

血栓を溶かす薬の手助けや、人間の持つ血栓を溶かす働きにより
自然に血栓は溶けていくのですが、完全には溶けずに残るものもあります。
血管が広範囲に詰まったにもかかわらず、その時は気づかなかったり
十分な治療がされなかったりして、後になって次第に息切れが生じ
肺高血圧、さらには右心不全の状態になることもあります。これらの内
少なくとも6ヶ月以上血栓が溶けずにそのまま存在する場合があり、
こうしたものをまとめて慢性肺血栓塞栓症(CPTE)といいます。
慢性肺血栓塞栓症の中で、肺高血圧症を合併した重篤なものを
慢性血栓塞栓性肺高血圧症と呼びます。

平成21年10月より (特発性慢性肺血栓塞栓症)は
慢性血栓塞栓性肺高血圧症
(Chronic thromboembolic pulmonary hypertension)
に疾患名が変更されました。

厚生労働省難治性疾患克服研究事業
呼吸器系疾患調査研究班
難病センターホームページから引用させていただきました。

当ホームページ名はChronic thromboembolic pulmonary hypertension
の頭文字を取り「CTEPH」としました

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